私の人生、恥ずかしいって思いでいっぱいだった気がする。
中でも、高校生の時。
おばあちゃんが体が弱くなったからうちで暮らすことになった。
私はおばあちゃんに話しかけることができなかった。
言い訳のようだけど、
私は本当に本当に
おばあちゃんのこと、疎ましくなんて思ってなかった。
ただ、どうすればいいかわからなかった。
中学の頃からほとんどおばあちゃんとも話していなかったから
どう接すればいいかわからなかった。
それに、当時家族ともほとんど会話していなかった。
だから、おばあちゃんに話しかける自分を家族に見られるのが
恥ずかしくて恥ずかしくてたまらなかった。
家の中ではずっと不機嫌で無口だったから。
私が唯一できたことといえば、学校から帰ってきたときに
おばあちゃんに「ただいま」っていうこと。
それしかできなかった。
それも、家族に見られないようにこそこそ言いにいってた。
それが私の精一杯だった。
お母さんの手伝いもできなかった。
いろいろ言ってももう時は戻らない。
恥ずかしいって、いろんな可能性を潰すし
後悔するし
どうにかしたいよ、、
